マネーフォワードクラウド確定申告で分からないことはスキルシェアサービスを使うと良い

「マネーフォワード クラウド確定申告」で分からないことはスキルシェアサービスを使うと良いという話について書きます。

■この記事はこんな方の参考になります。

・「マネーフォワード クラウド確定申告」を初めて利用する方

・初めて「e-Tax(イータックス)」のマイナンバーカード方式を利用する方

・初めて自分で確定申告を行う方

■内容

著者は個人事業主で、個人事業主(青色申告)を始めてから、2020年で6年目に突入している。個人事業主ともなれば、毎年のように確定申告を行わなければいけない。平成30年分の確定申告までは、確定申告を税理士に代行してもらっていたが、平成31年(令和元年)の確定申告は、自分で確定申告を行おうと考えた。

なぜ、自分で確定申告を行うと考えたのか。それは、確定申告を税理士に代行してもらうと、費用として数万円はかかってしまうからだ。私はそこまで売上が発生しているわけでもないちっぽけな事業主なので、この費用の数万円というのはなかなか払うのは厳しい。

厳しいのだが、数字が苦手で、自分の事業・得意なことに集中するため、苦手、面倒くさいところは、丸投げしたかったので、今まで確定申告代行サービスを利用していた。

確定申告代行サービスを利用していたのだが、「事業の収入や経費はどれくらい発生しているのかを自分で把握しておきたかった」という気持ちは前々から多少はあった。そこで2019年、以前から気になり数字が苦手な著者でも使えそうな「マネーフォワード ME」というサービスを利用し始める。

マネーフォワード クラウド確定申告ではなく、マネーフォワード MEの方は、家計簿となっており、これまで著者は家計簿なんてほとんどつけたことがなかったが、使い始めた最初は「とりあえずやってみよう」という気持ちだった。それから数ヶ月利用していくと、形式を重要視し、几帳面で責任感があった私は、何か買い物する度に、毎日マネーフォワードMEで家計簿をつけていった。家計簿をつけていくと、毎日どれくらいの食費を使っているのか。また日用品などに1ヶ月ではどれぐらいお金を使っているのかなどが把握できるようになっていた。

2019年度末になると、2020年2月から開始される平成31年(令和元年)の確定申告を準備のために、マネーフォワード クラウド確定申告の利用も開始した。クラウド確定申告の方は、マネーフォワード MEを利用していれば、今まで入力した情報がクラウド確定申告にも反映され、勘定科目を自動提案もしてくれる。自動提案されない場合や変更したい場合は、勘定科目について検索エンジンで調べて勉強し、細かい修正等を行った。情報欲が強い私は、勘定科目の設定や振り分けするのは面白かったので、1度やってしまうと、さくさく作業を行えた。

2020年1月ごろになり、確定申告の準備は80%ぐらい完了していた。準備がだいたい完了していたが、インターネットで確定申告の情報を見ていたところ、インターネット等を利用して電子的に手続が行える「e-Tax(イータックス)」のマイナンバーカード方式で申告すれば、スムーズに申告できるといった情報が目に入る。e-Taxは前から知っていたが、どのようにすれば使えるようになるのか分からないというのもあり利用しないでいたが、自宅から申告できた方が便利だろうと考えて、マイナンバーカードを作るために、必要な書類などを取り揃えて、最寄りの市役所に申請を行った。

申請が受理されてマイナンバーカードができるまでのあいだに、「e-Tax(イータックス)」のマイナンバーカード方式を利用するためには、マイナンバーカードに対応したICカードリーダライタが必要だということもあり、一般の家電量販店で購入しようと思ったが、経費をおさえるために、ヤフー・オークションで中古のICカードリーダライタを購入し、申告の準備を進めた。

マイナンバーカードを申請して、2~4週間ほどで、自宅に「マイナンバーカード(個人番号カード)の交付について」の通知が届き、最寄りの市役所へマイナンバーカードを受け取りに行く。

マイナンバーカードも受け取り、確定申告が始まり、「e-Tax(イータックス)」のマイナンバーカード方式を利用し、準備してしてきた確定申告書b等を送信し、最寄りの税務署に申告。「これで平成31年(令和元年)の確定申告も完了し、ホッとした」と肩の力が抜けた。

最寄りの税務署に確定申告書b等を送信してから、数日後。スマートフォンに1本の電話がかかる。スマートフォンに表示されている電話番号は見たこともない電話番号で恐る恐る電話に出てみると、最寄りの税務署からだった。内容を聞いてみると、先日税務署に提出した確定申告書に記入されている数字、もしくは計算が間違っているといったものだった。そのため、再度確定申告書を修正して提出してほしいということだった。詳しくどこの数字が間違っているなどは聞かなかった。これは後悔している。

電話を切った後、検索エンジンで表示された確定申告などの情報を利用し、マネーフォワード クラウド確定申告で作成した確定申告書を見直し、税理士の確定申告代行サービスを利用した際の確定申告書等とどこかが違うのか比較した。さらには、クラウド確定申告内の設定を見直したが、税理士でもない私はどこが間違っているのかさっぱり分からない。途方に暮れる。さらにパニックにもなる。税務署という巨大な組織に対する威圧感も影響したのだろうか。

税理士に相談しようと思い、マネーフォワードの「税理士の無料紹介サービス(https://biz.moneyforward.com/advisor_referrals/new)」も見たが、相談料金は「お客様の状況によって料金は異なる」といった記載になっており、どれぐらいの費用が発生するのか分からないので、高額な金額になったらどうしようかと考えて利用するのを断念。

税理士の確定申告に関する相談会にも行こうとしたが、これも確定申告書などをチェックしてもらうのには、どれぐらいの費用が発生するか不明だったため、断念した。

しかし、確定申告書を修正しないと、税務署に提出できないため、どうしようか悩んでいた。確定申告には申告期限があるので、気持ちも焦っていた。

解決方法はないかと検索エンジンなどを利用していると、Twitterで「経理・会計がわからない個人事業主さんの相談に乗ります」というツイートを見つけて、ツイートされた方に藁をもつかむ思いで連絡をしてみた。連絡をしてみると、著者の相談内容は、連絡をとった方では対応できないようだったが、部分的に頼める税理士を探すのであれば、「シェアスキルサービス」を利用してみたらどうかと返信がきた。

そこで、いくつかのシェアスキルサービスを探してみたところ、「ココナラ」で、e-taxやマネーフォワードに詳しい公認会計士が、確定申告の疑問点にお答えしますというものがあったので、利用してみた。料金は発生してしまうが、確定申告代行サービスでは数万円かかるが、シェアスキルサービスの部分的な相談だったので、数千円で利用できた。

公認会計士の方に、今回の確定申告の件について相談すると、確定申告書などをチェックしてもらえた。チェックしてもらうと、どうやらクラウド確定申告が間違っていた。間違っていたので、クラウド確定申告の設定を変更。変更後、再度確定申告書などを作成し、e-Taxのマイナンバーカード方式を利用し、税務署に申告書を送信した。今回送信した確定申告書で再度税務署から電話がかかってきた場合も、また相談に乗ってもらえるとのことだったので、安心した。

今年(2020年)の確定申告期間は2020年2月17日(月曜日)から4月16日(木曜日)までだったが、修正した確定申告書を送信してからは、税務署からは電話はかかってきていない。

なお、今年(2020年)の確定申告期限は、4月17日(金曜日)以降も申告が可能となっている。参考:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/kansensho/pdf/0020004-021_01.pdf

■まとめ

経理・会計がわからない個人事業主は、部分的に頼める税理士が見つかる「シェアスキルサービス」を利用すると問題解決になる可能性が高いです。家計簿、クラウド確定申告(会計)「マネーフォワード」や「シェアスキルサービス」というのは、数年前にはなかったサービスです。なかったサービスですが、利用してみると、業務効率化や費用をおさえることができますので、利用したことがない方は1度利用してみると良いでしょう。

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