今回は、パソコンでデータ入力の仕事をする際に読めない難しい漢字が表示された場合の対処について解説していく。
著者は、クラウドソーシングサービスを介してパソコンでデータ入力を仕事を行っている。
データ入力を行っていて困るのが、読めない難しい漢字が出てきた時だ。特に今の時代は、ほとんどの日本人がスマートフォンを所有し、スマートフォンでの文字入力時には「予測変換」機能がついているので、漢字を直接書くことや覚える機会が激減している。
漢字を直接書くことや覚える機会が激減しているため、難しい漢字が出てきた場合は、データ入力の仕事が止まってしまい捗らない。難しい漢字が出てきた時は、以前までであれば、パソコンで「Google日本語入力」の手書き入力機能を利用して、難しい漢字を調べていた。
ところが、「Google日本語入力」の手書き入力機能がいつの間にか終了し使えなくなった。Windows 10に標準で実装されている「Microsoft IME」では、IMEパッドから手入力で漢字を調べることができるだが、著者は「Microsoft IME」が使いづらいと感じるので、極力使いたくない。今さら、分厚い辞書や電子辞書を使うのも手間である。
このような場合はどうすればよいのか。著者が考えた対処法は下記である。
1.手書き漢字認識・検索サイトを利用する。
・「漢字手書き検索 | モジナビ」
URL:https://kanji.sljfaq.org/drawj.html
・「手書き漢字認識」
URL:https://mojinavi.com/tegaki
漢字手書きをサポートするサイトが公開されているので、お使いのインターネットブラウザの「お気に入り/ブックマーク」に入れておくと良いです。
2.難しい漢字を1つ1つの小さいブロック・かたまりの漢字と考えて検索エンジンで調べる
例えば、「訓」という漢字は、「言」と「川」を組み合わせているので、「言」と「川」と検索エンジンで調べる。
1つの難しい漢字を1個かたまりと考えて、さらにそのかたまりを崩して1つ1つの小さいかたまりにして検索エンジンで調べていくと、難しい漢字でも調べやすい。1つ1つの小さいかたまりの漢字がなんとか読める場合には有効である。自分が知っている”似ている”漢字を検索エンジンで調べてみるのも良い。
3.スマートフォンの漢字辞典アプリをインストールして使う。
スマートフォン(iOS/Android)のアプリには、漢字辞書のアプリがあるので、そのアプリをインストールして使う。参考:「漢字辞典 – 手書き漢字検索アプリ」
4.GoogleChromeの「拡張機能」で”Google入力ツール”を追加する。
「GoogleChrome」限定にはなってしまうが、「拡張機能」でGoogle入力ツール(https://www.google.com/intl/ja/inputtools/chrome/index.html)が使用できる。追加して使用することで、手入力ができる。
GoogleChromeで手入力ツールで手書き入力機能を使う場合は、手入力への”切り替え”が必要なので気をつけておきたい。
手入力へ切り替えることで、マウスなどで手入力が行える。
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