今回は、ヴォラーレ株式会社さんのSEO HACKS公式ブログでGoogleウェブマスターツール上に「数週間、審査しないからちゃんと時間をかけてリンク削除を行い申請してください」という通知が届いたと報告(http://www.seohacks.net/blog/penalty/shibarakushinsashinaiyo/)があり、私の方にも同じメッセージが届いたので情報共有のため公開します。
タイトル
http://www.〇〇.jp/ の再審査リクエスト: 貴サイトへのリンクが Google の品質に関するガイドラインに違反しています 2013年XX月XX日
内容
http://www.〇〇.jp/ のウェブマスター様から再審査リクエストを受け取りました。
貴サイトへのリンクを確認しましたが、一部が現在も品質に関するガイドラインに違反しています。
URL の例:
http://www.○○.com/dame.html
http://www.○○.net/dame.html
http://○○.org/dame.html
上記の例に限らず、人為的なリンクはすべて修正するか削除してください。人為的なリンクが含まれているサイトのウェブマスターへの連絡が必要となる場合もあります。
サイトへのリンクを削除できない場合は、リンクの否認ツールを使用できます。単にリンクを否認するだけでは、再審査リクエストの承認に十分ではありません。Google では、ウェブから人為的なリンクをできるかぎり大量に削除するよう努力したかどうかを確認する必要があります。
リンクの削除には時間がかかります。Google には大量のリクエストが寄せられているため、またあなたの次の再審査リクエストが承認される可能性を高めるため、Google では今から数週間、このサイトからの他のリクエストを審査することはありません。時間を十分にとってサイトへの不自然なバックリンクを削除してから、別の再審査リクエストを申請することをおすすめします。
サイトへの手動による対策の状況について詳しくは、ウェブマスター ツールの [手動による対策] ページをご覧ください。このページからサイトの再審査をリクエストできます。
ご不明な点があれば、ウェブマスター ヘルプフォーラムをご利用ください。
コメント:
「再審査リクエストされてもしばらく審査しないからちゃんと時間かけてリンク削除してから申請して」的な通知がまだ届いたことないので、実際に見てみたいというマニア的な私。
— 小林(カズ) (@kobayashikazu01) 2013, 12月 13
Twitter上で上記のようにツイートした後に、届いていたわけで驚きました。
リンク削除できない場合は否認ツールを使用しなさい
今回届いたメッセージで、注目すべき点が「サイトへのリンクを削除できない場合は、リンクの否認ツールを使用できます。」というところです。
私がGoogleペナルティ解除を行っている中で、Googleから届いたメッセージに初めてリンクを削除できない場合は否認ツールを使ってくださいと記載されているものになります。
タイトル
http://www.○○.jp/ の再審査リクエスト: 貴サイトへのリンクが Google の品質に関するガイドラインに違反しています
内容
http://www.○○.jp/ のウェブマスター様から再審査リクエストを受け取りました。
貴サイトへのリンクを確認しましたが、一部が現在も品質に関するガイドラインに違反しています。
URL の例:
http://○○.com/dame1.htmlサイトへの手動による対策の状況について詳しくは、ウェブマスター ツールの [手動による対策] ページをご覧ください。このページからサイトの再審査をリクエストできます。
上記のように、ガイドラインに違反しているURLの例を掲載したのみのメッセージはよく見かけましたが、今回届いたメッセージにリンク削除できない場合は否認ツールを使用しなさいと送られるようになっているということは、海外SEO情報ブログを運営されている鈴木謙一さんが公開した記事(http://www.suzukikenichi.com/blog/disabowing-every-link-is-fine/)に書かれていましたが、否認ツールを公開した当初は慎重に使うようにと注意を促していたけれども、今はできる限り問題のあるリンクを削除してから積極的に否認ツールを使ってくださいと受けとることもできます。
また、「Google には大量のリクエストが寄せられているため」というところも私は気になっています。今回のメッセージが届いたサイトはいくつかのSEO業者を利用していましたが、このサイトと似ているようなサイトにも同じようにメッセージが届いている可能性があり、やはり日本は外部リンクを使った成果報酬型のようなSEOサービスを提供に依存している傾向が極めて強いと感じました。(今回のメッセージは日本だけのものなのか、海外でも同じようなメッセージが届いているのか気になるところではあります。)
さらに、「ウェブから人為的なリンクをできるかぎり大量に削除するよう努力したか」ということも着目すべきところではあります。問題のあるリンクを完璧に全て削除できなくても、0に近づけるためにいかに努力したのかをGoogleに分かりやすく伝えるかが解除の鍵となってくることも再認識できました。
解除するために自分がいかに努力したのかを伝える上でスプレッドシートを使うことは有効です。スプレッドシートだけではなく、Googleドライブで使えるプレゼンテーションも使えます。
作るのに時間はかかるかもしれませんが、今回のようなメッセージが届いてしまったのはいわば自業自得なので、この辺は覚悟の上でやっていきましょう。
長々と書きましたが、今回はこの辺で。
【余談】
やっぱりヴォラーレさんって結構ペナルティ解除案件受けてるんですね。受けているだけあってペナルティ解除周りの情報公開が早い気がします。そこら辺は私もまだまだ未熟です。
でも、自分好きなゲームの発売日とかは当日に買わないと気が済まない私で、先こされてしまった感はありますが、別にヴォラーレさんをDisってるとかではないです。土居さんもイケメンだし、あれこれ何の話だ(;´Д`)
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