ドメインパワーの強いサブディレクトリ(配下ページ)では、SEO効果が絶大?

ソース確認 SEO

今回は、トップドメインのパワーが強い場合にサブディレクトリ、もしくは配下のページが高く評価される可能性があるのではないかということについてです。

 

根拠

SEOマニアさんの方で、SEO「シャネル 激安」ワードで異変!事例を通してサイト運営者として注意すべきこと(http://seomania.i-nav.info/2014/01/seo-chanel.html)ということが公開されていました。

 

TOPドメインにパワーがある場合、配下のページがSEO上、高く評価される可能性がある事例としても捉えることができます。

 

このようなことが書かれています。

 

SEMリサーチさんにおいても、[事例] クラッキング&スパムSEOによる検索結果占拠(キーワード:ティファニー 婚約指輪)(http://www.sem-r.com/news-2014/20140110124936.html)という記事の中で、

 

検索結果の2ページ目以降に、同一ドメイン上に設置された指輪の通販ページ(www.*****.school.nz/admin/以下)が続けて掲載されています。

通販サイトを見ると『特定商取引法に基づく表記』の記載もなければ支払は銀行振り込みの前払い、商品は激安ということで、本当に商品が届くのか怪しい通販サイトになっています。注目点はこのページが開設されているドメインで、ドメインのルート(www.*****.school.nz)にアクセスするとニュージーランドの学校法人の公式サイトです。

 

このようなことが書かれています。

 

また実際に、「シャネル 激安」というキーワードを検索してみると、

 

chanel 財布 – Rotational Molding

URL:http://www.sterlingrotationalmolding.com/jplcc/chanelkalura.html

(2014年1月18日現在)

 

このようなページが上位に表示されています。このトップドメインである(http://www.sterlingrotationalmolding.com/)にアクセスしてみると、タイトルタグが「Rotational Molding | Roto Molding| Custom Rotational Molded Plastic | Sterling Technologies」となっています。

 

直訳すると、「回転成形|ロトモールディング|カスタム回転成形プラスチック|スターリング·テクノロジーズ」といったものになり、シャネルとはまったく関係ないページになっています。

 

これは明らかにクラッキングの可能性があります。

 

ソース確認

 

 

さらに、このページ(http://www.sterlingrotationalmolding.com/jplcc/chanelkalura.html)のソースを見てみると、キーワードを詰め込み過ぎていることが、分かります。

 

これは明らかに「私はスパムで検索結果で上位表示しています」といった意味にも受け取れます。Googleのスパムレポートで通報レベルの話です。

 

検索結果経由で「売上を上げたい」という気持ちはわかるのですが、こんなことをしてしまっていいのでしょうか?売り上げさえ上げてしまえば検索結果で何でもして良いということなのでしょうか?

 

Google検索(日本)での「エルメス 安い」とキーワードにおいては、

 

「エルメス フランス 安い」

URL:http://doctordesign.fi/japan/hermes-p-830.html

(2014年1月18日現在)

このようなページが10位以内に表示されており、キャッシュ情報を見てみると、

 

Googleキャッシュ20140118

 

URL:http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:hroDaQcCGSsJ:doctordesign.fi/japan/hermes-p-830.html+&cd=4&hl=ja&ct=clnk&gl=jp

 

上記の情報となっています。しかし、現在はwww.malbags.comのドメインにリダイレクト転送されています。

 

ちなみに、doctordesign.fiのトップドメインのタイトルは「Doctor Design – Doctor Design parantaa arkea」です。直訳すると、「医者デザイン – ドクターデザイン」といったものになり、シャネルとはまったく関係ありません。

 

こちらもクラッキングの可能性があります。

 

つまり、これを使ってしまうと、楽天で言えばgoldページも、楽天ドメインの配下ページとなってしまいますので、今の検索結果では比較的簡単に上位表示できてしまうことにもなりえます。

 

感想

 

検索結果でこのようにサブディレクトリなどのトップドメイン配下のページで、トップドメインが強い場合に、サブディレクトリなどのページが評価が高いとなってしまうと、スパムに利用されやすくなってしまいますので、Googleには早急に対応していただきたいところではあります。

 

これはSEOマニアさんのブログ記事内でも、

 

Googleはまだまだ完璧ではなくこのような抜け穴はあるのかもしれません。だからこそ、日々アルゴリズムの改良やSPAM行為に対しての取り締まりを強化していることを宣言しつつ対策を取っているのだと考えます。

 

このような書かれています。

 

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