今回は、逆SEOで順位下落、売上激減した場合の損害賠償請求について考えてみたいと思います。
逆SEO。所有しているサイトに悪質なリンクを大量につけられて、順位下落&売上激減 | 弁護士ドットコム
URL:http://www.bengo4.com/bbs/222246/
弁護士ドットコムというサイトでこのようなページが公開されていました。
逆SEO(ぎゃくSEO)とは?
WEB戦略ラウンドナップの中山さんが、
少なくとも北米ではこういう定義ではーと。 ReverseSEO(逆SEO)→ 特定のサイトを人々の目につきづらくするために、他のサイトで上位を埋め尽くすこと NegativeSEO(ネガティブSEO)→ 質の悪いバックリンクをつけて、特定のサイトの順位を下げること。
— 中山 陽平@WEB戦略ラウンドナップ (@b_gone) 2013, 12月 23
このようにツイートされています。つまり逆SEOとは、特定サイトを検索エンジンを利用したユーザーの目につきづらくするために、他のサイトで検索上位を埋め尽くすことです。
しかし今回の弁護士ドットコムで公開されている件は悪質なリンクを大量につけられて順位が下落してしまっているので、ネガティブSEO(NegativeSEO)となります。
ネガティブSEOの場合、損害賠償請求できるのか?
これに関しては弁護士ドットコムで公開されているページにもかかれていますが、重要なポイントが2点あります。
・悪質なリンクと順位の下落についての因果関係が認められるか
・悪質なリンクが原因で検索順位が下落し、売上が減少したことの因果関係
この2点の証拠を集めて、立証しなければなりません。立証するとなると、かなり難しそうではあります。
ネガティブSEO(NegativeSEO)で順位が下がったケースはあるのか?
悪質なリンクがはられたことにより検索順位が下がってしまったケースがあるのかを探してみました、
@kokumoti アフィリサイトではないですが、13万リンク逆SEO喰らったことがありますw ROSリンクでしたが、飛びました。 pic.twitter.com/zO7ewPfWkg
— 鈴木愛理c (ワクセイ) (@SuzukiAiriChan) 2013, 12月 22
@SuzukiAiriChanさんがTwitter上で公開していますが、13万リンクをうけて、検索順位が飛んだようです。しかし、これも実際に詳しく調べてみる必要はあります。
探せば他にもありそうなので、またこちらで紹介したいと思います。
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