今回は、大量に蓄積したSEOの情報をどうするのかについてです。
日々、SEO関係者のまわりでは、SEOに関する情報が公開されています。SEOには基礎的なものもありますが、検索エンジンのアップデートや、他者が考えていることで参考にできる部分が多々あります。
毎日のように、公開されているSEO情報を、オンラインノート(Evernoteなど)や、はてなブックマークなどを使い保存されている方などがいると思います。
オンラインやオフライン上で保存され蓄積した情報は、現在、もしくは今後においてどう扱うのか。
瞬時に目的の情報に辿り着き、必要な時に活用できる環境に整備する
日々公開されているコンテンツや記事などを、オンラインやオフライン上で保存していくと、多くのものが蓄積されてきます。
貴方の脳で記憶できない範囲において、オンラインやオフライン上で記憶し、蓄積することは悪いことではありません。
人間の記憶は忘れていくものなので、オンラインやオンライン上で記憶しておくことは必要だけれども、蓄積したものを、必要な時、大事な場面でいかに瞬時に引き出し(辿り着き)、活かしていくのかが重要です。
参考:
人の記憶は、どれくらいのスピードで忘れられていくか?
この実験から、20分後に42%、1時間後に56%、1日後に74%、1週間後77%、1ケ月後79%が忘れてしまうという結果が出ました。
必要な時、大事な場面で、瞬時に引き出す(辿り着く)ことができない場合は、もしかすると大きな損失を生む結果となるかもしれません。
公開されているSEO情報を蓄積し続けても、「一旦立ち止まり、振り返り、活かす」ことをしなければ、無意味です。
蓄積したSEO情報を瞬時に取り出し、100%活かすことができるような環境に整備しておくことが必要です。そのためには、過去に保存し、蓄積したものを、見直してみる必要があります。
(素材:ぱくたそ/PAKUTASO http://www.pakutaso.com/)
大量に蓄積されたSEO情報で、辿り着きたいものに、瞬時に辿り着くことができなくなっている恐れもあります。
以前に出会ったものでも、現在になると、「SEOの○○の、○○の部分について解説した記事があったような」といった感じで、断片的にしか思い出せない場合があります。
実際、その記事を探すと、なかなか見つけられないことがあります。
私は、過去に保存し蓄積したものが瞬時に取り出せなくて、必要な場面やタイミングで活用できず、後悔したことは多々ありますので、今回の記事はその戒めとして残しておきます。
サイト運営者側でも、タイトルや本文を辿り着きやすいように整備する
読者が、サイトで公開されているコンテンツを読み、オンラインやオフライン上で保存した場合、サイト運営者側でも、覚えやすいタイトルや、本文の内容をユーザーが辿り着きやすいように、整備する必要があります。
瞬時に辿り着き、読んだ方が、必要な時などで、これからの将来に活かせるような形にしておきたいものです。
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