【内部リンク】301リダイレクトしている「元URL」から「先URL」へ変更すべきか?

内部リンクURL変更 SEO

今回は、内部リンクで301リダイレクトしている「元URL」から「先URL」へ変更すべきかということについてです。

 

サイト運営者の都合などにより、サイト内部のページURLを変更することもあります。

 

ページURLを変更する際に、.htaccessを使用して、301リダイレクトを行い、変更することは、Googleが推奨しています。(https://support.google.com/webmasters/answer/93633?hl=ja

 

変更後、サイト内部のリンクを、301リダイレクトしているページに変更しようとします。

 

【例】

内部リンクURL変更

 

この場合に、内部リンクは301リダイレクトする前のURL(<a href=”./apage.html”>)にしておく方が良いのか、301リダイレクトしている先のURL(<a href=”./category/apage.html”>)にしておく方が良いかに関してですが、これは301リダイレクトしている先のURL(<a href=”./category/apage.html”>)にしておくべきです。

 

301リダイレクトはURLを恒久的に変更する場合に用いられるものです。

 

恒久的とは

 いつまでもその状態が続くさま。

恒久的(こうきゅうてき)とは? 意味や使い方 - コトバンク
精選版 日本国語大辞典 - 恒久的の用語解説 - 〘形動〙 ずっと長く変わらないさま。※青春(1905‐06)〈小栗風葉〉秋「家庭の愛は恒久的(コウキュウテキ)で」

 

恒久的に変更を行うため、301リダイレクトする前のURL(旧URL)に、戻ることはまずありません。また301リダイレクトによって、永久転送されることからも、301リダイレクトしている先のURLに変更した方が良いです。

 

転送

 形を変えず一か所から別の場所に移動すること。

転送 - Wikipedia

 

 

URL変更301リダイレクト

 

301リダイレクトされる元URL(<a href=”./apage.html”>)から、先URL(<a href=”./category/apage.html”>)に内容が移動しているため、内部リンク・外部リンクを変更(張替え)することにより、先ページ(新しいページ)にリンクが集まるようにします。

 

【例】

外部リンクの変更

 

内部リンク・外部リンクを変更(張替え)する場合に、内部リンクを変更するのであれば、ウェブサイト管理者が自由に変更することができますが、外部リンクを変更することは他者がコントロールしていることがあるため、管理者側からコントロールすることは極めて困難です。

 

このような時は、301リダイレクトしている先ページに「URL変更のお知らせ 新しいURL:http://www.example.com/category/apage.html 新しいURLに移転しました」といった記載する、外部リンク(他サイト運営者など)に連絡するといった方法で、外部リンクを変更する方法があります。

 

半永久的に301リダイレクトは設定しておく

 

301redirect解除

 

 

301リダイレクトしている先ページに内部リンク・外部リンクを変更し、301リダイレクトを解除したい方もいますが、恒久的な転送を行っているため、301リダイレクトは解除すべきではありません。

 

一定期間をあけてから、解除される方もいますが、301リダイレクトは半永久的に設定できるのであれば、しておくべきです。

 

サイトマップ送信を行っておく

301リダイレクトを行い、旧URLから新URLに変更した際は、サイトマップ(sitemap.xml)に旧URLと新URLの両方を記述して、送信しましょう。

検索者などが確認するサイトマップ(sitemap.html)の方は、旧URLと新URLの両方を記述せずに、旧URLを新URLに変更し、新URLのみを記述しリンクしておくと良いです。

 

XML サイトマップの記述例

<?xml version=”1.0″ encoding=”UTF-8″?>
<urlset xmlns=”http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9″>
<url>
<loc>http://www.example.com/oldurl.html</loc>
<lastmod>2014-01-01</lastmod>
<changefreq>weekly</changefreq>
<priority>0.5</priority>
</url>

<url>
<loc>http://www.example.com/category/301redirectnewurl.html</loc>
<lastmod>2014-01-01</lastmod>
<changefreq>weekly</changefreq>
<priority>0.5</priority>
</url>
</urlset>

 

Googleウェブマスターツールからサイトマップを送信する

管理画面トップ

 

ウェブマスターツールから送信する場合は、ツールにログイン(https://www.google.com/webmasters/tools/?hl=ja)頂き、サイトマップを送信するうウェブサイトをクリックします。

 

ダッシュボード

 

クリックすると、左側に「サイトのダッシュボード」が表示されますので、「クロール」から「サイトマップ」をクリックします。

 

サイトマップ

 

クリックすると、「サイトマップ」が表示されますので、右側の赤色の「サイトマップの追加/サイト」ボタンをクリックします。

 

サイトマップの追加

 

クリックすると、「サイトマップの追加/サイト」の画面になります。こちらで、サイトマップ(sitemap.xml)を入力し、水色の「サイトマップを送信」ボタンをクリックします。

 

サイトマップ(sitemap.xml)を入力前に、sitemap.xmlのファイルをウェブサイトにアップロードしておく必要があります。

 

クリック後、サイトマップが送信されます。

 

Q&A

Q.内部リンクを301リダイレクトしている元ページから先ページに変更したことにより、検索エンジンでペナルティは受けますか?

A.受けることはありません。ペナルティは、検索エンジンの検索結果で不正な目的を行っているものに対して科せられます。内部リンクを301リダイレクトしている元ページから先ページに変更したからといって、ペナルティの対象にはなりません。もしペナルティを受けてしまったと考えられる場合は、他の要因が考えられます。

 

Q.301リダイレクトしている先URL(新URL)をサイトマップ(sitemap.xml)を記述する際に、記述する順番はありますか?

A.特に順番はありません。後に記述しても、最初に記述しても、リダイレクトを認識させることができます。

 

Q.内部リンクで、301リダイレクトを行いURL変更した場合、評価は減るか?

A.301リダイレクトを行うと、PageRankはいくらかは失われます。PageRankがいくらかは失われるからといって、301リダイレクトを行わずURL変更を行いたい方もいるでしょうが、サイトを運営していく上で、どうしても301リダイレクトを行いURL変更しないといけない場合もありますので、その時はきちんと301リダイレクトしましょう。

 

 

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