301リダイレクトによるwwwあり・なし統一(正規化)でもSearch Consoleの項目では「データがありません」となるについて解説します。

2015年8月7日のWeb担当者Forum「海外&国内SEO情報ウォッチ」の中で、「wwwありなしの両方をSearch Consoleに登録すべきか」というピックアップがありました。

このピックアップで、

どちらかに正規化していれば片方だけでも支障はないが、基本的には、両方とも登録しておくべきだろう。万が一問題が起きたときに診断しやすくなる。

上記のように書かれています。

Google Search Console(グーグルサーチコンソール)に、ウェブサイトを追加する(プロパティを追加する)場合は、wwwあり・なし両方のURLを追加しておいた方が良いです。

「正規化していれば片方だけでも支障はない」と書かれていますが、私はSEOコンサルティングサービスを提供しており、クライアント様のウェブサイトで、

・サイトへのリンク

データがありません

・内部リンク

内部リンク

・検索アナリティクス

検索アナリティクス

Search Consoleに追加しており、「新しいメッセージまたは新しい重大な問題はありません。」と表示されているにも関わらず、「データはありません」と表示されている項目があります。

プロパティに追加する際は、”wwwなし”で追加しています。Search Consoleへのウェブサイトの追加は最近行ったものではなく、以前から追加されている状態です。

301リダイレクトの検証

「データはありません」と表示されている今回のウェブサイトは、”wwwあり”に統一するために、301リダイレクトを使い正規化を行っています。

実際に、301リダイレクトが正常に行われているか、検証ツールを使って調べてみます。

リダイレクト検証

今回使用した検証ツール:リダイレクト検証ツール(https://www.searchengineoptimization.jp/redirect-checker

検証ツールを使って調べてみると、301リダイレクトが正常に行われており、wwwありの方にリダイレクトされていることが分かります。

サードパーティ製ツールを使ったサイトへのリンク確認

wwwなしの状態で追加し、「サイトへのリンク」では、データはありませんと表示されていたので、サードパーティ製ツールではどのようになっているのかを調べてみました。

 

・wwwありの状態

wwwありの被リンク

wwwありでは、リンク数(Total Links)が2700ほどあることがわかります。

ウェブサイト所有権が確認されていない可能性はあるか?

Search Consoleに”wwwなし”の状態で追加し、「データはありません」と表示されている項目があるわけですが、所有権が確認されておらず「データはありません」と表示されているのかと考えてみました。

しかし、所有権が確認されていないのであれば、

このプロパティにアクセスできません。

このプロパティにアクセスできません。このプロパティを確認するか、プロパティ所有者にユーザーとして追加するよう依頼してください。

プロパティでは上記のように表示されるはずです。

クロールエラーの可能性はあるのか?

「データはありません」と表示されている可能性としてクロールがエラーを起こしている可能性もあります。

Search Consoleの、

クロールエラー

「クロールエラー」を確認してみましたが、過去90日間エラーは検出されていませんでした。

クロールの統計情報

 

念のため、クロールの統計情報も確認してみましたが、特に問題はありません。

まとめ

wwwあり・なしどちらかに正規化していれば支障はないということなんですが、どちらかに正規化していても、「データがありません」と表示される項目があります。

なので、正規化していても、wwwあり・なしの両方をプロパティに追加しておいた方が良いと思います。

特にSearch Consoleに表示されるデータを元に、施策を行っている場合は、データがありませんと表示されてしまうと、問題になります。

またSearch Consoleを初めて使用する、もしくはSEOの初心者は、wwwあり・なしどちらかに片方しか追加しないことが多いので、注意した方がよろしいです。