■「週休3日・残業なし・フルリモート」でも「業績UP」のヒミツとは?
https://times.abema.tv/articles/-/10085095
コメント:記事には労働時間を短縮しながらも給与水準を変えずに週休3日を実現しているという事例が紹介され、社員の満足度が高く、仕事とプライベートのバランスが取れることや子育てへの影響の良さが報告されているが、いくつかの懸念点も存在する。まずは業績への影響。週休3日制が導入された企業では業績が好調であると報告されているが、長期的な視点で見た場合、労働時間の短縮が生産性や競争力にどのような影響を与えるのかは不明なのでもっと研究や検証が必要。次に業種や職種の適用範囲。業務の性質や顧客との関わり方によっては、週休3日制が適用できない場合もある。そして、週休3日制を導入することで、時間的な余裕や柔軟性が増える一方で、導入されない企業や職場では従来通りの働き方が続くので格差が生まれる恐れがあるので、労働者の生産性や労働条件、企業の競争力など、総合的な視点での評価が求められる。
■フードロス削減に「大阪モデル」 大商など、回収から販売まで代行
https://www.sankei.com/article/20230622-HXDKIGV2ABIAJGJDBLB3AGUCOY/
コメント:大阪商工会議所と大阪府、民間企業グループが連携してフードロス削減の取り組みを行っている「大阪モデル」。廃棄食品を回収して安価で販売する仕組みを作ることで、食品メーカーの負担を軽減し、フードロスの削減を図るのは良い。廃棄される食品を回収し販売することで、消費者は安価で食品を入手できる可能性があり、物価高の中で、廃棄される食品を有効活用することで物価上昇の緩和にもつながる可能性がある。が、廃棄食品の中には賞味期限が近いものや規格外のものが含まれる可能性があり、消費者への適切な情報提供と食品の安全性の確保が重要である。
■元職員が明かす市役所勤務の“負の側面”「プライベートは市民に監視されてる」「悪質なクレーマー対応に疲弊」
https://www.moneypost.jp/1034444
コメント:私は公務員として働いたことはないけど退職者数が多いことは、地方公務員職の特殊性や難しさを示していると考える。公務員としての責任は大きく、住民サービスや行政業務の遂行においてはストレスやプレッシャーがかかることも少なくないのでは、その分給与の面が良ければいいが、労働条件や給与の面でも他の職業と比較して魅力的でない場合もある。次に中西さんのケースでは、住民対応の困難さとプライベートの制約が退職理由として挙げられている。住民対応はストレスがかかる場面もあり、その中での業務遂行は困難であることがみえてくる。また、職員としての立場からプライベートの制約を感じることも、仕事に対するモチベーションを低下させる要因となったようだが、地方の場合だとその地方で独自の社会が築かれていて近所同士が知り合いで常に監視されているように感じる人もいる、一方でそれは連携しやすいという面もある。さらに地方公務員職の難しさでいえば、役所の一部業務は効率性に欠けると指摘されており、技術の進歩や自動化の導入により、繁雑な手作業や人的ミスのリスクを減らすことができる。徐々にChatGPTなどを試験的導入するところも増えているので、公務員の業務プロセスを見直しや働き方改革が行われて改善されることを期待する。
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