「スマホ不要社会」目指す中国と手のひら決済などのニュースの感想

■「スマホ不要社会」目指す中国 手のひら決済は広がるか
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f5eb2cf3501a25e65e27530db09b8482c198cd7

コメント:手のひらの形や静脈の模様を事前に登録しておき、店舗などの端末に手のひらをかざすだけで決済が完了するのは、従来の決済アプリをインストールしたスマートフォンと比較すると、スマートフォンを持たずに決済ができるため、利便性が高い。また中国では現金よりも電子マネーが安全とされ、モバイル決済が急速に普及し、今現在では手のひら決済のような新しい決済方法の導入に踏み出そうとしていることが窺える。さらに中国がスマートフォンに代わる新たな技術の開発・普及に注力していることが伺え、手のひら決済やBMIなどの技術が実用化されれば、中国は日本よりも先にスマートフォンを持たずに外出できる時代が到来する可能性がある。最後に本格的に手のひら決済が導入された後、中国でのデジタル経済や生活様式がどのように変化するのかが気になる。中国が先に本格的に導入となった場合に中国を検証場所として見ることができ、そこから改善につなげることもできるだろう。

■セリア全店にセルフレジ導入 今期中に2000店超、すでに6割が完了
https://news.yahoo.co.jp/articles/45317dfb79851b56ad5a427782bea7c4f96b149a

コメント:セリアが顧客の利便性向上やレジ打ちの負担軽減を図るためにキャッシュレス決済とセルフレジの導入に力を入れている。この記事でのポイントは「セルフレジの導入に10億円の投資を計画し、利用率を分析し最適な設置数を見つけるための取り組み」だと考えている。またこの記事からは他の100円ショップ企業が高価格帯商品にシフトする動きがあることについて触れているので、100円ショップ業界の競争激化が窺える。そうなると、セリアも他社との差別化を図る必要がある。が、セリアはコストの上昇に耐えられなくなる会社が増えると予想し、コスト上昇の影響を受けずに採算改善ができる可能性がある。なぜならセリアが顧客の利便性向上と経営効率の向上を図ることで競争力を維持できれば、他社で閉店した赤字店舗のエリアに残ったセリアの店舗がその顧客を引き継ぎ、売上や採算の改善につながることが考えられるからである。しかし、具体的な採算改善策やコスト削減の方法についてはこの記事では触れられていない。

■世界の医学界が注目する認知症と難聴の関係…補聴器の使用で認知症リスクは8%程度低下
https://news.yahoo.co.jp/articles/880e5b82997039bfea0db93629985567b9ed99a0

コメント:高齢化社会における認知症対策の重要性と、難聴と認知症の関係について書かれている。難聴患者の補聴器使用による認知症リスクの低減を示す研究結果があるので「難聴かもしれない」と思われる方はなるべく専門の病院でみてもらった方がいい。そのときにあわせて補聴器の相談をされることを推奨する。次に記事が指摘しているように、日本での補聴器の普及率が低い背景には国民の無関心もあるかもしれないが購入する場合の金額や着けるのが煩わしいといったことで遠慮していることも考えられるし、そもそも補聴器なんて付けたくなく病人扱いされるのが嫌といった声もあるのではないかと考える。なので補聴器のイメージや社会全体で関心を高めるための活動は必要だと考えている。

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