今回は、Googleウェブマスターツール上に不自然なリンクに対する警告メッセージに届き、手動によるスパム対策を取り消した(手動ペナルティ解除)事例を公開します。

 

特に、今回の事例で注目すべきところは「Googleでは、今から数週間審査しないので、時間をじゅうぶんにとり、不自然なバックリンクをちゃんと削除してください」というメッセージが届きましたが、解除に成功したというところです。

 

ネット上では、数週間審査しないタイプのメッセージを受け取り、解除させた事例が少ないので、少しでも手動によるスパム対策でお困っている方の参考になればと、書いていきます。(解除させたサイトの運営会社にはモザイク処理などを行い掲載する許可を頂いております)

 

対象サイト

ose20140201

ドメインエイジ(年齢):13年6ヶ月

Googleウェブマスターツール上のサンプルリンク数:2800程度

 

再審査リクエスト

WMTのメッセージ

手動によるスパム対策を取り消したサイトは、2回Googleに審査のリクエストを行い、その後取り消されました。

2013年の10月頃に、警告メッセージが届いたということで、対応させて頂きました。ご依頼頂いたのが、11月頃です。

 

依頼前の状況

手動によるスパム対策を取り消す作業にとりかかる前に、依頼する前の状況を教えて頂きました。

 

・外部リンクの設置を復数の業者に依頼をしていた。(Yomi-serch系、海外ブログ系からのリンクが複数設置された。)

・2013年2月頃、Googleウェブマスターツール上に警告メッセージは届いていないが、リンクの否認ツールで粗悪なリンクを700件程度申請。更に4月ごろ内容更新して再度否認申請を行う。

・2013年9月頃には、Googleウェブマスターツール上に警告メッセージは確認できなかったが、「手動による対策」というページがあるのに気付き、手動対策を部分的に行っていると記載されていた。

・以前に依頼していたブログタイプのリンクを使用する業者のうち1社と連絡がとれて25本削除に成功している。

 

上記が、依頼前の状況となり、解除を頼んでこられた方は私に頼んでこられる前からスパム対策を取り消すために、積極的に動いてくれていました。

 

取り消しを行うための作業内容

手動によるスパム対策を取り消すために、まずGoogleウェブマスターツールからダウンロードできるサンプルリンクを元にリンク精査を行いました。(サンプルリンク以外には、Ahrefs Site ExplorerやOpen Site Explorerなどの被リンク調査ツールは使用していません)

 

リンク精査したものは後で見た時などに分かりやすく見やすい形で、Googleスプレッドシートにまとめました。(参考:https://docs.google.com/spreadsheet/ccc?key=0Ah8tDcnLeIw6dGxmQnVRVjRFTGw3bW1GZzA0a3FEZVE&usp=sharing

 

Googleスプレッドシートにまとめたリンクデータの中で、私が問題ありそうなリンクだと判断したものは、依頼前の状況でYomi-serch系、海外ブログ系からのリンク以外に、自動相互リンク、市町村の役場などの公式ホームページで見かける広告リンク(nofollow指定ではないリンク)などです。

 

問題のあるリンクに関しては、私の方で削除依頼などを代行して行いました。

 

過去に依頼していた業者、市町村の役場などの公式ホームページで見かける広告リンクなどに対しては、代理で削除依頼を行うよりも、依頼者が直接削除の連絡をとって頂いた方がスムーズですので、依頼者の方で削除依頼を行って頂きました。

 

業者などに対しての削除依頼が完了し、ちゃんと問題のあるリンクが外れているか確認を行い、どうしてもリンクが削除できないものは、リンクの否認ツールで、否認の設定を行いました。

 

否認ファイルの中身

 

否認ツールの設定が完了し、ここで再審査のリクエストをGoogleに送りました。

 

そして再審査の結果が2013年12月12日に届きました。

 

タイトル

http://www.○○.jp/ の再審査リクエスト: 貴サイトへのリンクが Google の品質に関するガイドラインに違反しています

 

メッセージ内容

http://www.○○.jp/ のウェブマスター様から再審査リクエストを受け取りました。

貴サイトへのリンクを確認しましたが、一部が現在も品質に関するガイドラインに違反しています。

URL の例:

http://www.○○.org/○○.php?bid=○○
http://www.○○.net/board/○○.php
http://ameblo.jp/○○/○○.html

上記の例に限らず、人為的なリンクはすべて修正するか削除してください。人為的なリンクが含まれているサイトのウェブマスターへの連絡が必要となる場合もあります。

サイトへのリンクを削除できない場合は、リンクの否認ツールを使用できます。単にリンクを否認するだけでは、再審査リクエストの承認に十分ではありません。Google では、ウェブから人為的なリンクをできるかぎり大量に削除するよう努力したかどうかを確認する必要があります。

リンクの削除には時間がかかります。Google には大量のリクエストが寄せられているため、またあなたの次の再審査リクエストが承認される可能性を高めるため、Google では今から数週間、このサイトからの他のリクエストを審査することはありません。時間を十分にとってサイトへの不自然なバックリンクを削除してから、別の再審査リクエストを申請することをおすすめします。

サイトへの手動による対策の状況について詳しくは、ウェブマスター ツールの [手動による対策] ページをご覧ください。このページからサイトの再審査をリクエストできます。

ご不明な点があれば、ウェブマスター ヘルプフォーラムをご利用ください。

 

届いた内容は、いぜんとして不自然なリンクが残っており、Googleに大量のリクエストが送られてきている、手動によるスパム対策が取り消される可能性を高めるために、数週間審査しないので、時間をかけて不自然なバックリンクを削除してくださいというものでした。

 

審査結果の方は依頼者に連絡し、不自然なリンクとして掲示されたURL等を優先的に削除していきましょうという形となりましたが、今回掲示されたものは、

 

海外リンク

 

このような海外の掲示板に大量のリンクが設置されているものでした。このような施策を行ったであろう業者には、1度私の方で代理という形で削除依頼を行ってみたのですが、返答がなく、依頼者を通じて削除の連絡を行ったところ、「サイト管理者には連絡が取れず、リンクを削除するのは困難なため、否認ツールを使用してください」とメールで返答がありました。(メール内容はGoogleスプレッドシートにそのまま貼り付け)

 

海外リンク以外にも、日本の無料ブログサービス、今回はアメーバブログのURLが掲載されていましたので、アメーバブログを使用して施策を行った業者への削除連絡プラス、アメーバブログの利用規約の違反報告フォームにも対応してもらうようにお願いを出しました。(もちろん、アメーバブログの利用規約の違反報告フォームにもお問い合わせしてみましたということは再審査リクエスト時に書きます)

 

また、過去に使用した業者にも念のため、依頼者に連絡をとり、状況などをGoogle文書にまとめました。(参考:https://docs.google.com/document/d/1u22vJoEPXrPp4siBujQ-VI6K3jxTEL7hUUFHR50jERI/edit?usp=sharing)(Googleスプレッドシートにまとめても問題はありません)

 

そして、業者からのリンク削除の返答メールや、過去の業者への状況など、完璧に不自然なリンクを削除できなかったとしてもGoogleに「私たちはここまで問題のあるリンクを削除するため、努力している」と伝えられるものがありましたので、2014年1月23日に2回目の再審査をリクエストしました。

 

再審査の結果が、2014年1月29日に届き、

 

タイトル

http://www.○○.jp/ の再審査リクエスト: 手動によるスパム対策を取り消しました

 

内容

http://www.○○.jp/ のウェブマスター様から再審査リクエストを受け取りました。

貴サイトは以前、Google の品質に関するガイドラインに違反しているとの判断に基づき、ウェブスパム チームが対策を適用しました。お送りいただいた再審査リクエストを検討した結果、この処理を解除しました。

貴サイトに現在適用されている対策については、ウェブマスター ツールの [手動による対策] ページをご覧ください。このページや検索結果でのサイトのステータスが更新されるまでには時間がかかることがあります。

もちろん、貴サイトでの他の問題がランキングに影響している可能性もあります。Google では、アルゴリズム(コンピュータ プログラム)を使って検索結果の順位を決定しています。Google では毎年数百回も検索アルゴリズムを変更し、ページのランキングを決定する際には 200 を超えるさまざまな要素を使用しています。アルゴリズムが変わったり、貴サイトを含むウェブ上のサイトなどが変化したりすると、適切な検索結果を表示するために更新が行われ、ランキングはその都度変動します。

検索結果の問題が解決されない場合は、ヘルプセンターで問題の診断方法をご覧ください。

検索結果の品質向上にご協力いただきありがとうございます。

 

 

手動によるスパム対策を取り消すことに成功致しました。

 

感想

 

今回、手動によるスパム対策を取り消せたのは、依頼者が積極的に削除連絡などを行ってくれた(行動してくれた)のが大きかったのではないかと思っています。

 

あと、「数週間審査しないので、じゅうぶんに時間をかけて不自然なリンクを削除してください」とのことでしたが、完璧に不自然なリンクが削除できなくても、取り消されます。誤解しないで頂きたいのが、完璧に削除しなくても取り消されるからといって、何もしないわけではないです。

 

一番の理想は、不自然なリンクを0にする、もしくは0に限りなく近づけることです。(0に近づけるためにとった行動などを事細かにメモするなどした方が良いです)

 

最後に、今回は「数週間審査しないので、じゅうぶんに時間をかけて不自然なリンクを削除してください」という新しいタイプのメッセージが届きましたが、通常のスパム対策を取り消す際と何ら変わりありません。強いて言うなら、数週間審査しないため、スパム対策を取り消すまでに時間がかかってしまう恐れがあるということです。

 





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