今回は、2014年1月24日にライブドアブログでブログURL変更時にリダイレクト設定が可能(http://blog.livedoor.jp/staff/archives/51826408.html)になりました。
大抵の場合はmeta refreshを使う
大抵の無料ブログサービスなどの場合は、301リダイレクト転送が使えないため、
<meta http-equiv=”refresh” content=”0; URL=http://○○.com(新しく取得したドメイン)/”>
上記のmetaタグをHTMLを編集できる画面で、head内に追加します。
しかし、Googleのウェブスパムチーム責任者であるMatt Cutts氏的にはこのmeta refreshを用いたURL変更は、スパムに利用されることもあり、すすめていません。
rel=”canonical”で正規化して、元のページにはユーザーがクリックして移転先のページへ訪れるような説明書きを書く
これが、最適な手段とのことです。(参考:301が使えない時のURL変更 〜 meta refresh 0秒とrel=“canonical”は併用できるか )
リダイレクトを設定が容易になる
実際にリダイレクト設定が容易になったのか確認するために、ライブドアブログにログインしてみました。
ログイン後は「ブログ設定」をクリックします。
ブログ設定の中にある「ブログURL」をクリックします。
クリックすると、「ブログURL設定」へ移動します。ブログURL変更時に独自ドメインを使用する場合は、有料プランでなければリダイレクト設定が行えません。無料版でも使えると思っていたのですが、残念です。
リダイレクトされているURLの編集をする場合はメニューの「ドメイン転送」をクリックします。
クリックすると、「ドメイン転送」の画面になります。こちらで設定したURLがリダイレクト転送されます(URLは5個まで)
※独自ドメインのwwwありなし統一をする場合もこちらで設定が可能です。
また、あまり知られていませんが、ライブドアブログだとブログ内のURL間でのリダイレクト転送も可能です。(URLは100個まで)
ただし、転送元のURLが存在しなければ、転送はできない。
感想
2014年1月24日に、livedoor Blog 開発日誌の方でリダイレクト設定が可能になったと公開されていましたが、あまりSEO界隈で話題になっていなかったので、取り上げさせて頂きました。
無料ブログサービスなどの場合はURLを変更する際に、meta refreshを使うか、「こちらにお引っ越ししました」(引っ越し先のリンクを掲載)とする形がよく見かけられます。
ただ、meta refreshを使う、今回紹介したrel=”canonical”で正規化する方法はSEOがまったくわからない方などにとっては設定が難しいと感じることもありますので、今回のようにブログサービス自体でリダイレクト設定が容易になるということは、ブロガーなどにとっては朗報ではないかと思います。
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